ゆーるるのゆるゆる日記

二児のワーママのブログです。

風疹ワクチンの予防接種後に妊娠がわかったけど妊娠継続を決めました

こんにちは!ゆーるるです。

現在妊娠中の第二子、妊娠経過はずっと順調で、おかげさまで無事に9ヶ月を迎えることができました。

実は風疹の予防接種直後に妊娠が判明した子です。

風疹ワクチンは、生ワクチンなので、原則妊娠中の予防接種は避けるようにと言われていて、接種前1ヶ月、接種後2ヶ月の避妊が義務付けられています。

なので当然、接種後は避妊をしていたのですが、接種前は1ヶ月確実に避妊をしたかわからない状態で予防接種を受けてしまいました。 (早めに2人目が欲しかったので、自然な状態ではありますが妊活していました。)

幸いにも、エコーでは異常は出ておらず、母子ともに健康な状態ということもあって出産は前向きな気持ちで考えていますが、「風疹ワクチンを受けた状態の子を妊娠している」今の気持ちを出産前にまとめておきたいなぁと思ってこのブログを書きました。

風疹の予防接種後に妊娠が発覚しても必ずしも堕胎はしなくて良い

ところで、妊娠に気づかずに風疹ワクチンを接種してしまった妊婦さんの前例は世界的にも報告があります。

妊娠中に風疹ワクチンを接種した場合の対応について、「厚生労働科学研究費補助金、新興再興感染症研究事業」が 2013年に発表している書面がこちら。 https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/jyouhou_130524.pdf

この資料によると、

万が一、ワクチン接種した後に妊娠が分かった場合でも、世界的にみてもこれまでにワクチンによる先天性風疹症候群の発生報告はなく、その可能性は否定されているわけではありませんが、人工中絶等を考慮する必要はないと考えられます

とあるように、妊娠中の風疹ワクチンの接種により、先天性風疹症候群の子どもが生まれたという例は今のところ報告がないそうです。 (後述しますが、専門の先生にお話を聞いた今年現在でも、そういった報告はないと言っていました)

産婦人科で浮かない反応をされて心配になり紹介先の大学病院へ

「どうしようかな〜リスクあるね。難聴とか目が見えないとかだったら生まれてくるまでわからないけどどうする?」

風疹ワクチンを妊娠発覚直前に受けている、と先生に伝えたときの第一声です。

事前に、上記で紹介した厚労省が出している書面を調べて読んでいたので、不安は持ちながらも堕胎までは考えていなかったのですが、出産予定の医院では詳しい先生がいないせいか、このようにかなり心配そうな反応をされて一気に不安な気持ちに。

(2ヶ月は避妊って言われたでしょ?と責めるように言われてちょっとショックでした。接種後には避妊していたと伝えましたが)

その後、「専門の病院で先生からお話聞けるし、希望すれば検査もできるよ」と言われたので、予定していませんでしたが念のため行ってみることに。

※あとでわかりましたが、上記で紹介した書面でも紹介されているきちんとした専門の病院だったので、ちょうどよかったって感じでした。

「そっちの病院で問題なければこっちで引き続き検査だから母子手帳もらってきてね。基本は2週間後だけど、紹介先の先生次第だよ」

と言われて、思ってたより大ごとになったな〜と不安が増してきた瞬間でした。

専門の先生と話してみて、検査はせず妊娠継続の決意

紹介されてすぐに大学病院で専門の先生とお話しました。

内容としては、上記で紹介した資料と同じ見解で、

「風疹ワクチンを接種したことで、先天性風疹症候群の子どもが生まれたという例は今のところ世界的にも報告がないから、堕胎までは考えなくても基本的には大丈夫」

とのこと。

希望すれば検査も可能でしたが、

  • 母体にリスクのある羊水検査が必要であること
  • 陰性の結果が出ても、絶対じゃないこと(ワクチンではなく実際に風疹に掛かってしまい、羊水検査で陰性の結果が出たのに先天性風疹症候群の子どもが生まれた方のニュースも見たことがあります)

また、我が家では第一子のときも、「遺伝子検査で異常がわかったとしても堕胎を決意できないだろう」ということで出生前診断をやらない考え方を夫婦でしていたということもあったので、検査は行いませんでした。

追跡調査ができていない懸念もある

ただ一点気になるのは、「ある程度成長してから異常がわかったけど、追跡調査できてないケースがあるのでは?」ということ。

というのも、先天性風疹症候群の代表的な症状は「心疾患・難聴・白内障」の3つですが、特に耳と目の異常って、生後直後ではわからないですよね?

実際、1人目を今育てていて、どのくらい聞こえてるか、どのくらい見えているかってまだまだはっきりとはわからないなぁと思ってます。 (なんとなく遠くからでも見えてそう。音がしたらそっちを向くから聞こえてそう、というのはありますが)

先生にもその点を質問してみたところ、「確かにある程度の年齢を過ぎると小児科の範囲ではなくなるから、追跡ができない。なので、そのあと何かわかったとしても風疹ワクチンと関連づけられてないかもしれない可能性はある」との見解でした。

ただ、少なくとも出産直後に聴覚検査は受けることはできるので、そこで何か異常がわかれば早期に治療を開始することはできるよ、とのことでした。

風疹ワクチンの問題がなくても、障害が出る可能性ってあるよね

とはいえ、今回の私のように事前にリスクがわかってる場合じゃなくても、出産時に何かトラブルが起こる可能性もあるし、トラブルなく出産しても何かしらの障害が出てくることだって可能性は0じゃないですよね。

100%何事もない出産、子育てがレアなくらいで、問題が起こったときにどう対処するか、を考える心持ちでいるほうが健全なんじゃないでしょうか。

ということで、自分としては前向きな気持ちで、今回の妊娠継続を決意しました。

まとめ

そんな感じで、自分なりに葛藤を解決して、今は純粋に出産を楽しみにしています。

障害に関しては、今順調に成長してくれている息子に対しても妊娠中から心配だったし、これから発覚する可能性もあると思って過ごしています。 (今何か兆候があるとか、出産前から何か遺伝子上の懸念があったわけではないです)

できれば避けたいですが、事故で障害が残る可能性だってあります。

でも、「何も起こりませんように」じゃなくて、実際に何か判明したり事が起こったときに、適切に対処してあげられるよう知識をつけておいたり心構えをしておくことが、自分ができる最善のことだとずっと思っています。

なので、第二子に対しても同じ気持ちで向かい合う心持ちです。

とはいえ健康に生まれてきてくれることに越したことはないので、何事もなく出産を無事に終えられるように祈っています!

出産後の経過も落ち着いたら追記する予定です。

温かく見守っていただけたら幸いです。